キャリア女性のこれからの暮らし|ユルツナ大学

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Q:都内に多世代が一緒に暮らす「コレクティブハウス」、また同じ世代が一緒に暮らす「高齢者マンション」「アクティブシニアタウン」が増えてきています。

Oさん:「コレクティブハウス」は実際に暮らしてみないとわからないから、最低1ヶ月とか出来れば半年くらいの体験入居ができるといいですね。でも、食事の交代制は大変そう、義務になるのはしんどいな、味の好みも個人差があるしね。

Mさん:食事付きの「コレクティブハウス」や皆での食事はどうも。やっぱり食事は自分が好きなものを自分で作りたいわね。何が食べたいと思うこと、そして必要な物を買う行為は生きている実感を感じられるし、ボケ防止にもなるので、一緒にお茶できる場所くらいがちょうどいい。

Tさん:食事を外注するならいいかも。回数としては、イベント時等に限定した方がいいんじゃないかしら。今の時期ならクリスマスやお正月とかね。

Oさん:あまり同じ年代の方が集まると親しくなる機会がある反面、お互いに些細なことで張り合ってしまいそう、年代は違う方が良いと思う。それと、食事が毎日出てくるのは、ちょっと…。自分が作れるうちは食べたいものを作って食べたい。でも男性の一人暮らしにはいいかもね。病院と提携しているのであれば、とても安心ね。やっぱり介護施設と病院の上に住宅があるのが理想だわ。

Aさん:歳を重ねてからの移住だと、新しい仲間を見つけるのは難しいでしょうね。震災の時に、実家の母と連絡がつかなくて心配で車を飛ばして見にいったら、車を降りたとたんに、ご近所の方が「お母さん大丈夫よ」と声をかけてくれました。古くからの地域のつながりっていいなと思いました。

Q:デンマークなど北欧では自立期(55歳〜65歳)に訪問介護がしっかりとした地域への住み替えをしています。

Oさん:55歳くらいだと親の介護や子供がまだ成人していないと、どうしても自分の事は後回しになりがち。家族のことを含め身辺整理が出来ないと移住は難しそうね。

Mさん:私の知人でお父様がお亡くなりになったのを機会に70歳のお母様が老人施設に入居したケースがありました。早すぎない?と思いましたが「逆に人とコミュニケーションがとれるエネルギーがあるうちに入居したほうがお友達ができていいのよ。母親も楽しいって言っているわ。」と、いい話も聞くけれど、55歳は早い気がするわね。転勤もまだあるでしょうし。

Tさん:年金受給年齢も上がっていて、定年後もまだまだ働かないといけないから、それこそ、60歳以上の方達こそワークシェアしたらどうかしら。そういう仕組みもセットで移住出来るような環境が必要じゃないかしら。

本日は、本当にどうもありがとうございました。

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 日本は単身世帯が31%を越え、「孤独死」などの社会課題が身近に感じられるようになってきました。血縁にかわる新たな相互扶助が求められています。一方、「独り暮らしでは不安だけれども、今までのライフスタイルは維持したい」が誰しも考える本音。更には、“つながり方”にも個々、好みがあります。自宅、地域、血縁など、その人を取り囲むつながりをいかにゆるやかに統合化していくのか? そして、個々のライフステージにあわせて、資産形成含め居住環境はどうしたら柔軟性を持ちうるのか? とても大きな課題を突き付けられたように思います。

 北欧発祥の「コレクティブハウジング」は女性の社会進出がその背景にあるといいます。ひょっとしたら、暮らしに切実な課題を感じている日本のキャリア女性から、今後の新たな日本の暮らし方が生まれるのかもしれません。「ユルツナ」はこうした女性たちをどんどん応援していきたいと思っています。

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