京王線仙川駅から徒歩3分ほど、地域に密着した昔ながらの商店と大手チェーン店や個性のあるお店などが混在する活気のある商店街の中に「”cococi” Coworking Space(ココチコワーキングスペース)」があります。ここでは、ライフステージに合わせ仕事も家庭も犠牲にせず、“ここち”よくはたらき、“ここち”よく暮らせる新しいライフスタイルを提案し、特に運営者たちと同じ、子育て中の女性を対象にした事業が数多く展開されています。
静岡県静岡市にある「エコロジー団地 池田の森」は自然を身近に感じられるよう農地を再生し、畑を介した風通しのいい安全なコミュニティーをつくるという考えのもと日本初の分譲型エコビレッジとして開発されました。13,000㎡の団地の中心にある300坪の農園の周りに、35戸の戸建住宅、オフィス、アトリエ棟、ベーカリーカフェ、女性服セレクトショップなどをハイチ市、田舎の景観と街をゆるかやに同居させています。
今まで誰にも利用されなかったスペースに目をつけ、そこを貸したい人と、そこを借りたい人とをインターネット上でマッチングさせるサービス「軒先.com」 それは貸主には想像もつかなかった収益をもたらし、そして利用者にはイニシャルコストを抑えてビジネスのスモールスタートを叶える。さらにそのスペースが活用されることで、地域の方々の交流や街のにぎわいが生まれる。2008年に登場して以来、数々のビジネス賞に輝いているのも頷けます。
六本木シェアハウス「昼夜逆転トーキョーよるヒルズ」ここは「昼夜逆転」という行動スタイルをコンセプトに、オープニングパーティーにはなんと150人も集まるなど、昼夜問わず多くの若者が集いユニークな活動をするプラットフォームになっていると聞きます。さて、彼らはどんな想いで、ここに暮らし、そしてどのような新しい楽しみを見出しているのか?「よるヒルズ」に住む藤田さん、高木さん、村上さんにお話を伺いました。
「高齢者住宅新聞」に連載中(第181号2011.6.5より 月1計6回予定)の「北欧の"人をつなげる"建築 〜多世代共生居住のあり方考察〜」の第五回目のレポートです。ユニバーサルデザインも、その当事者だけでなく同行者も包括するデザインにすれば、ビジネスとしても大きな広がリが出てきます。
「孤独死」「無縁社会」が叫ばれる中、標準とされていた家族形態が崩壊しつつあります。「山本理顕設計工場×横浜国立大学大学院Y-GSA」で進められている「地域社会圏」の研究では、地域における社会システムを統合的に捉え、建築というカタチに昇華させています。その研究成果は書籍として2011年末に出版のご予定ですが、いち早くその研究の一端をご紹介する機会を得ました。
「高齢者住宅新聞」に連載中(第181号2011.6.5より 月1計6回予定)の「北欧の"人をつなげる"建築 〜多世代共生居住のあり方考察〜」の第四回目のレポートです。施設における個室を”家”として機能構築すれば、人を招きたくなる空間に仕立てることができます。。福祉先進国デンマークの高齢者施設の事例を取り上げながら、住人が元気になり、そしてゲストを呼び寄せる建築設計をご紹介します。
「高齢者住宅新聞」に連載中(第181号2011.6.5より 月1計6回予定)の「北欧の"人をつなげる"建築 〜多世代共生居住のあり方考察〜」の第三回目のレポートです。建築に人が自発的に関わっていくためには、人が介在できる余白を残しておくことが必要でしょう。時に建築家は、”作り込まないこと”も考えなければならないのです。
山内成介さんは、北米のアクティブシニアタウンをモデルに日本人の志向にあわせた画期的なコミュニティ「スマートコミュニティ稲毛」を作られました。高齢化社会は介護期のみならず自立期をどう暮らしていくのかも大きな課題です。「スマートコミュニティ稲毛」は、今後のあるべき高齢期の暮らし方を、現実的かつ魅力的なカタチで私たちに問いかけています。
様々なメディアで取り上げられている「MaGaRi(間借り)」「逆不動産情報Talent」「LwP asakusa」を主宰するドラマチック代表 今村ひろゆきさんは、ユニークな着眼点をもって街づくりに取り組んでいらっしゃいます。その等身大の活動は、そこに住まう人の気配が感じられる街の個性を引き出しています。街づくりから働き方や暮らし方にまでいたる今村さんの視点は、私たちの生き方に多くのヒントを与えてくださいました。
埼玉県草加市にある「TOYOI6」は、建築設計を川辺直哉さん、インテリアデザインを橋本夕紀夫さん、アートディレクションを寄藤文平さんというトップクリエーター揃い踏みの集合住宅。そして、トータルプロデュースを行った菊池林太郎さんの思いが込められた”ゆるやかなつながりのある空間”。ユルツナクルーが住人祭にお伺いした様子をレポートします。
伊藤正さんは、建築家としてコーポラティブハウスの可能性をいち早く見出し、ネットを活用し“集まる力”を活かすなど戦略性に富む活動をされて来られました。本インタビューではコーポラティブハウスの本質や家作りの可能性など、現場を熟知されている伊藤さんにしか語れない貴重なお話しをお伺いすることができました。これを読むと、きっとコーポラティブハウスが好きになっちゃいますよ!
山崎さんは、ハコだけを扱うデザインから人とのつながりのデザインに取り組みさまざまな領域で数多くの実績をあげていらっしゃいます。その成果は近著『コミュニティデザイン:人がつながるしくみをつくる(学芸出版社)』にぎっしりと詰まっておりますが、日本の社会問題のど真ん中を突き、それを見事にデザインで解決されているさまは、私たちに勇気と希望を与えてくれます。ぜひ山崎さんの元気を感じてください!